2010年4月に「地球環境福祉研究センター」へと改組するまでの4年間、研究活動やそれにもとづく政策提言、教育・啓発活動、ネットワーキングなど、幅広い実績を積んでいます。

歴史

本センターの前身となる公共研究センターは、2004年10月に21世紀COEプログラム「持続可能な福祉社会に向けた公共研究拠点」の開始に伴い、公共哲学センターと高齢化社会・環境情報センターを附置センターとして発足しました。
2008年3月に上記プログラム終了後、公共研究センターは千葉大学スタートアップCOEプログラム「環境制約・人口減少下でのコミュニティ形成」の推進拠点として活動を続けてきました。
一方、2006年10月、公共研究センターが属する千葉大学人文社会学研究科に地球福祉研究センターが設置され、公共研究センターと連携して活動を行ってきました。2009年12月に地球環境福祉研究センターに名称を変更しています。
そして、2012年10月、人文社会学研究科の正式な機関としては地球環境福祉研究センターという名称になり、公共研究センターは通称として用いられることになりました。
この地球環境福祉センターは、複数のサブ・センターを有する社会科学系研究の中核センターとして新たに位置づけられ、教育も担っています。

沿革

1998年 千葉大学 高齢化社会・環境情報センター設立(福祉環境交流センターへ改組)
2003年 千葉大学公共哲学センター設立
2004年4月 千葉大学福祉環境交流センター設立(高齢化社会・環境情報センターより改組)
2004年10月 21世紀COEプログラム「持続可能な福祉社会に向けた公共研究拠点」開始、公共研究センター開設
2006年10月 千葉大学大学院人文社会科学研究科 地球福祉研究センター設立
2009年〜 千葉大学スタートアップCOEプログラム「環境制約・人口減少下でのコミュニティ形成」
2009年12月 地球環境福祉研究センター(地球福祉研究センターより改組)
2012年4月 千葉大学大学院人文社会科学研究科の院生向け教育プロジェクトをスタート
2012年7月 人文社会科学研究科にて規約が制定され、教育研究拠点としての体制を強化

 

背景

研究、政策提言、教育・啓発、ネットワーキング、国際連携
第2次世界大戦が終了して60年以上経った現在でも,世界から貧困はなくなっていません。途上国では毎秒3~5人,1日に3万人近くの子どもたちが,飢餓や栄養失調のために亡くなっています。

このような飢餓や貧困をなくすために,国連,政府,NGOなど多様なアクターがさまざまな努力を重ねてきましたが,1960年に30倍だった貧富の格差は,2002年に114倍へと大幅に拡大しています。
世界の貧困問題を解決し,地球的規模で福祉を確立することが全人類にとって喫緊の課題であることに疑いの余地はありません。

この重要性に鑑み,千葉大学は2006年10月9日に,世界の貧困問題の解決と地球的福祉の確立をめざす「地球福祉研究センター」を人文社会科学研究科に設置しました。